ファクタリングで資金ショートを防ぐ

医療も事業体である以上資金繰りは大切です。医療現場では、決済をするべきアイテムも多くそのことをよく考えて運営しないとたちまち資金ショートを起こします。特に個人での開業では、医師はプレイングマネージャーの存在で医療診察もしながら、事業も運営も考えないとだめです。またこうした資金ショートの場合に、銀行に融資を依頼することも可能ですが診察の時間などの兼ね合いで時間をとることができないこともあります。

そうした資金ショートをカバーにするには、診療報酬請求権を売却するような形のファクタリングが便利です。ファクタリングとは債権の売買で額面評価額以下で専門の業者に債権を買ってもらって資金に充てる方法です。診療報酬は原則2か月ぐらいの入金スパンがあり、回収までに期間を要するので資金ニーズに対応できないことがありますが、確実に国から支払われる債権なので、手形割引と違ってディスカウント率もひく買取ってもらえます。このレートの設定はファクタリングの業者によっては差異はありますが、5から10％のディスカウントでの引き取りが普通です。

債権が確実に回収できるので買取拒否もなく、業者によっては売却決定後の入金を即座にしてくれるので急な資金ショートにも十分に対応できるしくみになっています。決済を遅滞することで信用を低下させるよりも、多少の手数料分の損失で状況をカバーしたほうがいいのでこのファクタリングを上手く活用して事業を運営すればいいと思われます。