ファクタリングに関わる会社の数と手数料

ファクタリングは売掛金をすぐに現金にすることができるため、次の事業に資金を回すことができるようになります。業者によっては、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングがあります。2社間の場合は、自社と専門業者の間で、「いつまでに入金があるので、手数料を分を支払うことによってすぐに売掛金を現金にすることができる取引」をすることになります。自社の取引先に債権譲渡をしたことを知られることがありませんし、関わる会社の数が少ないことから、手続きもすぐに完了します。

ただし手数料が20%前後することもあり、その分最終的な資産は目減りしてしまいます。3社間の場合は取引先にファクタリングをすることが通知されてしまうため、資金繰りに困っていることがわかってしまいます。また債権譲渡登記が必要になるケースもあります。複数の会社が絡む取引となるので、すぐに資金を得ることができないこともあります。

また、手数料は取引先の会社の規模や知名度、信用度によって変わってきます。知名度の高い取引先であれば手数料は数%程度ですが、小さい会社では5%程度になることも。手数料については利用するファクタリング会社によって異なりますので、比較して選ぶと良いでしょう。初めて利用する場合にはしっかりと契約内容を確認してから行いましょう。

中には手数料について話をしてくれないような業者もいますので、悪徳業者に騙されないように注意することが大切です。