売掛金買取の最低利用額は？

ファクタリング業者はたくさん存在していますが、売掛金買取にかかる手間は、売却する売掛金が多くても少なくても大きな違いはないため、業者は大口契約のほうを好む傾向があります。そのため利用最低金額を決めている業者も多く、そのような業者では少額の売掛金買取をしてもらうことは難しくなります。最近ではすべての手続きがネット上で完結するコストを抑えた業者も登場しています。ネット上で完結すると利用者にとっても対面面談をする必要がなくるなどのメリットがありますが、業者側にとっても少ない人数で多くの顧客の対応ができるようになるため、コスト削減につながります。

持っている売掛金が少ない場合は、コストを抑えた運営を行っている業者を選んだほうが、買取をしてもらう可能性が高くなります。そしてそのコスト削減効果は手数料の面でも有利に働くことがあり、安い手数料、つまり本来の満額に近い金額で買い取ってもらうことも可能になります。売掛金買取にかかる手数料の中でも大きいのが債権譲渡登記費用です。安くても5万円程度はかかってしまうことも多いのですが、一部の業者では登記保留にしてくれるため、その分コストを抑えることができます。

登記が必須となっているような業者では高額な費用が発生するので注意が必要です。登記には司法書士への報酬も含まれるため、額面の少ない債権では利用しづらくなるでしょう。業者を探す場合は登記保留をしてくれるのかどうか、まず確認してみると良いです。